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2014年11月30日

FZ1000 レビュー 高感度

1インチの撮像センサーを搭載したカメラは、初めて購入したのがDSC-RX100でした。
購入した当時、なんてよく写るコンパクトカメラなんだと感心した事を覚えています。

その時に抱いた印象の一つとして、ISOの設定が1600以上でも使える描写だった事が
積極的に高感度の設定でもためらわずに使おうとしたきっかけでした。

ソニーは連射合成技術が長けているという事もあり、そういった使用法もOKでした。
勿論、センサーの素性が良かったという事も重要な要素で、2000万画素という
高画素化の弊害的なものは殆ど感じられませんでした。

なぜなら、さらに撮像センサーサイズの大きな機種とRAWで比較しても
見た目の遜色がないという印象だったからです。
(私見、フォーサーズの1600万画素、APS-Cの1600万画素、2400万画素との比較で)

同じ1インチセンサーのレンズ交換式アドバンストカメラと称するニコン1J1でも
夜景撮影等のシーンで高感度になってしまっても、割とクリアで使える印象です。

ただ、わざわざ高感度に設定して撮影する必要がない場合に感度を上げるような事は
今までなかったのですが、先日暗くなっても撮影する機会があり、FZ1000を高感度で
撮影したという訳です。

感度はISO1600だとごく普通に使える印象です。
この程度では、あまりざらつきも感じないですし、Web用途に絞らずとも
通常の用途OKでしょう。(全紙のプリントやA3のびとかも)

FZ1000・ISO1600
resize1874.jpg

アオサギも、目のシャープさは維持しており何世代か前のAPS-Cより良い印象です。

FZ1000・ISO1600
resize1875.jpg

比較、DSC-RX10・ISO1600
resize1881.jpg

ISO3200は、等倍表示すればディティールは失われつつありますがこちらも
通常用途なら大した問題にはならないかと思います。
正直な話、写真は明るく写っていますが肉眼ではもう暗いなあという環境です。
雨の16時半ごろなのでそういった印象。

FZ1000・ISO3200
resize1876.jpg

パナソニックにしてもソニーにしても、大変明るく写るので薄暗い中での臨場感という事に
なるとマイナス補正を強靭にかけてやる必要がありますが、-1.3程度ではまだ明るめでした。

FZ1000・ISO3200
resize1877.jpg

比較、DSC-RX10・ISO3200
resize1882.jpg

ISO6400になると、何枚か続けて撮影するとマゼンタかぶりしたような古い写真みたいな
写りになる場合がありましたが、不具合なのか画像処理の問題かは分かりません。
ただ、撮った写真に対する結果は十分で、ディティールの消失はさほど気になりません。
しかし今回、色収差が少々目立つような気がします。
(これはピントが合っていないだけかもしれませんが、低感度では目立たなかったので)

雨で薄暗いのと合わせ、被写体が黒っぽくて感度がISO6400になったバラ。
悪くないとは言うものの、雫の輝く様な艶は輝度ノイズのざらつきにのまれた印象。

FZ1000・ISO6400
resize1878.jpg

バラの品種名が書いてある看板の字、写真では分かりにくいえすが、縁取りに色収差がのっています。
倍率色収差の様な紫から緑のグラデーションという訳では無く
黄緑一色なので、ソフトウェアの収差補正処理の問題かもしれない。
低感度だと目立たないが、ノイズ、ディディール消失、解像度低下以外に
こういった弊害が出るようです。

FZ1000・ISO6400
resize1879.jpg

比較、DSC-RX10・ISO6400
resize1880.jpg

FZ1000の撮像素子はDSC-RX10などと同等の裏面照射センサーとされていますが
やはり高感度は強い印象でした。
一方、低感度は裏面でない初代RX100との描写の比較ですと負けている感じがします。
裏面照射センサーはISO400くらいから等倍表示がちぎり絵っぽくなるから、私は
そんな印象を抱いてしまうのかもしれません。

とはいえ、オリンパスペンE-P5やE-M5の一回り大きなセンサーと遜色ない
性能は引き出してやればやる程、撮影結果に満足が行く事になるので
この点は素性を把握して使う方が良い結果が得られそうです。

従来からあるコンパクトデジカメの1:1.7、1:2.33インチの撮像素子と1インチセンサーの
隙間を埋めるセンサーサイズが存在しないので、格差は凄く広がったような印象です。


posted by FZ仙一 at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | FZ1000 レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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